この国に 世界の非常識といわれる制度があります。
それは 代用監獄です。
容疑者が逮捕され、裁判所が勾留を決めたときは、警察の留置場ではなく、法務省が管轄する拘置所に身柄を
移すというのが法の原則です。現実には、拘置所に移される容疑者は少なく、ほとんどは警察留置場に
恐ろしく長期間留置されます。
警察留置場は、外からのチェックもない完全な密室です。容疑者は睡眠、食事、運動、入浴から面会、差し入れ
まで、生活や行動のすべてを警察の管理・規制のもとにおかれます。
いったいこのような状態で容疑者はどういった精神状態になるかは明らかです。
つまり 警察が先入観から作り上げたストーリーに容疑者の自白を誘導することが極めて容易になります。
頑として 自白しないものには 外部との連絡を立つ接見禁止(面会できない)
といったプレッシャーをかけます。
それは、数ヶ月にも及びます。
まさにそこには恐ろしい冷徹で卑怯な世界が展開しているのです。
こんな現実を多くの国民は知りません
そしてこんな状況の中で 冤罪が多く生まれていることは 想像に硬くありません
逮捕イコール犯罪者という図式は、まさにこの異様とも言える制度の中で形成され
無実の人々の叫びをかき消しているのです。
今心ある人々はこの実態に気付きつつあります。
容疑者の人権を守るため、捜査機関と身柄拘束施設を分離するというのは、世界共通の原則です。
日本の代用監獄制度は、国際人権連盟、国際人権(自由権)委員会、国際法曹協会などから厳し
く批判されています。
鹿児島の選挙違反冤罪事件は、まさに氷山の一角です。
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