「あの人たちはどうなっちゃうの」といった余韻を残して終了した前作「ALWAYS 三丁目の夕日」から2年。山崎貴監督(43)は続編の可能性を残したわけではなく、「また三丁目の人たちに会いたい」という一心で再びメガホンをとった。続編は前作以上に「昭和」を彷彿とさせるシーンが数多く登場する。(片岡友理)
2005(平成17)年11月公開の前作は、年越しロングランに加え、日本アカデミー賞など数多くの映画賞を総なめにした。東京タワーが完成する昭和33年の東京・下町が舞台だが、続編はその4カ月後の昭和34年春という設定。この時代を知らなくてもどこか「懐かしさ」を感じられる仕上がりだ。
「DNAですよ。みんな昭和的なものを内包していて、それが刺激されるからでしょう。平成生まれであっても、壁のないご近所づきあいとかを、おじいちゃん、おばあちゃんから聞いていますから」
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日本橋、羽田空港、特急こだま号−。これらは阿部秀司エグゼクティブ・プロデューサーの強い要望でもあった。「『こだまを出したい!』ってだだっこみたいでしたよ。かといって、ただ『こだま』を出すわけにはいかないから、誰かを大阪に行かせる必要があったんです」
昭和の代名詞を物語に組み込む作業は想像以上に苦労した。高速道路のない日本橋の場面では、オープンセットに橋の一部とブルーバックを建設。ブルーバックでは場の雰囲気が分かりづらいだろうと、日本橋を一部通行止めにして大々的なリハーサルを行った。
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「ALWAYS」はCG(コンピューターグラフィクス)などVFX(画面効果技術)の評価も高い。各場面の背景にみえる小さなエキストラたちは、その大半がAI(人工知能)を持ったデジタルの人間という。
去年、中学生だった息子がテレビでこれを見て、懐かしいっていうのよね。
生まれてなかったのに。携帯もないし、テレビだってやっと
出てきた時代なのに、ほっとする何かがある。
みんな、現代に疲れちゃってる・・・
心が温まるものがほしいなあ。
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